渥美です。
先日、高速講習で三重県から大阪府まで行ってきました。
その時の模様をレポートしたいと思います。
お客様には高速道路の講習までに合計で9時限の講習を受講していただき、
当日は6時限コースでお申込みを頂きました。
今月の初めから講習を開始されて、初めの目的地はご自宅から数百mのお子様の通う幼稚園でした。
それが少し離れた小児科の病院になり、隣町のショッピングセンターとなり、
ついにご実家までの帰省の往復を練習したいということで依頼をいただきました。
ペーパードライバーの方にとって超のつくビッグチャレンジだと思います。
片道100キロを超える走行距離なのですから。
安全を期すためにもしも大雨など悪天候の場合は日程変更も考慮していたのですが、
事前の雨予報も当日はどこかへ飛んで行ってしまい、青空の下での講習となりました。
お客様のご自宅を出発する前に高速道路でのトラブルを回避する為の点検項目を説明し、
まず向かったのはガソリンスタンドです。
高速道路でガス欠にならないよう事前に満タンにしておきます。
意外とトラブルで多いのがガス欠なのです。
給油の体験説明をしていただいた後はいよいよ伊勢湾岸道のインターチェンジまで向かいます。
インターチェンジまでは以前の講習で身につけていただいた技術で難なくクリアしていただきましたが
インターチェンジのゲートの先からは未体験ゾーン、お互い緊張の瞬間です。
やはり高速道路を走行する際にもっとも難しいと思われるのは合流だと思います。
合流の最大のポイントは加速をしっかりして本線に向かうことなのですが、やはり初めは怖いですよね。
でもお客様はしっかりと加速をして合流に成功しました。その先は延々と高速道路が続きます。
ハンドルを持つ手の力がこちらにも伝わってきました。
緊張を少しでも緩和できるように配慮してサービスエリアごとに休憩をしていく各駅停車での講習を行いました。
途中、牧場が隣にあるパーキングエリアでソフトクリームを食べました。こちらのソフトクリームは非常に
濃厚でおススメです。サービスエリアでの買い食いも高速道路の醍醐味ですね。プライベートで通行するときも
ついつい寄ってしまいます。
休憩の最中にも説明することは多々あります。みなさん非常電話の使い方はご存知ですか?
いざというときに必要となる非常電話ですが備えていれば自信を持って使えますね。
さて、スタートから伊勢湾岸道、新名神高速道路、とどんどんジャンクションで
道路を変えて行きついに大阪府へと辿り着いたころにはお昼も過ぎていました。
最後のパーキングエリアで高速道路を出た後の経路を確認して、再出発。
高速を降りると車のナンバーは大阪ナンバーばかりでした。あたりまえですが。
お客様から「この辺は道が狭くて自転車が多いんですよ。」と教えていただいたのですが
そんな都合よく出てこないだろうなぁと思った瞬間に自転車の女性がたくさん…。
大阪は自転車が多いというのは本当なんですね。
出発から四時間が経過しようとしている頃にようやくお客様のご実家に到着しました。各駅停車の道のりなので
結構時間がかかりましたね。休憩時間は講習時間には含まないので、まずまずのペースでした。
到着からお客様が所用を済ますだけで帰路についても良いということでしたので、
到着から間もなく帰りのスタートです。途中お客様がおいしいうどん屋さんがあるとのことで
お昼休憩をそちらで計画していたのですが、行列ができていて断念…残念ですがいつかまたチャンスがあれば
行ってみたいと思います。大阪の薄味のおつゆもおいしいですからね。
高速道路に再び進路をとり、東へ向かいます。
パーキングエリアで少し遅めのお昼休憩をとりました。
帰りの道になるとお客様も大分高速道路に慣れたようで進路変更が必要な場面でも自己判断で行っていただけるまで
技術向上ができました。
行きの肯定では休憩で止まるたびに「はぁー」と肩の力が抜けていましたが、帰りは次のパーキングエリアで
停車して休憩するかを伺うと「大丈夫です。そのまま行きます。」との言葉。自信がついている証拠ですね。
帰りのインターチェンジを降りて時間を見ると、三時間を少し切る時間でした。それだけスムーズに高速道路を
利用していただけたということです。
ご自宅の駐車場に着いた瞬間に「できたー。」というお客様の言葉と同時に二人で拍手です。私にもその達成感が
充分に感じられました。講習時間を延長することなく時間通り終了することができ、大成功の一日でした。
当スクールではお客様の要望にできるかぎりお応えできるよう様々なご提案をさせていただいています。
講習の内容は自由に設定ができますのでお気軽にご相談ください。